こんにちは。
どこも桜がすごいことになってますね。
桜の満開が4月の始まることを祝ってるようです。
そして、新元号も"令和"となったようですね。新たな時代が今始まりました。
4月の1日目。季節と時代の境目を味わいながらゆっくり行きましょう。
今回はこちらのブランドを。
手にとって見て頂きたかったこともあってか。そういえば特筆はしてなかった。
そろそろ、この若き才能"DAIRIKU"。この場からも皆さまへ。是非お伝えしたくて。
Designer.岡本大陸(オカモトダイリク)。1994年生まれ。15歳の時に大阪独自のユーズドアイテムやユースカルチャーに影響を受け、VANTANデザイン研究所ファッションデザイン学科に入学。在学中から、自身のブランド「DAIRIKU」をスタートさせる。2016年10月にAsia fashion collectionグランプリを獲得し、2017年2月にNYファッションウィークにて、初となるランウェイ形式でコレクションを発表した。現在は東京に拠点を移し、2018SSシーズンより本格的に展示会形式でコレクションを発表し、注目を集めている。
RIXでは特にファッションに"ルール"や"方程式"のようなものはなくて良いと思っています。ですけど、それなりの"姿勢"とか"マナー"のようなものは何かしらあると思っていまして。
それが総じてなのかはわかりませんが、20代〜70代のご活躍されているデザイナーさんのブランドがラインナップしています。
ジャンルも違えば年代も違う。けれどトーンというか温度が近いものが並んでいて。
20代のお客様に70歳の方がデザインした服を選んで頂くこともあれば、逆に60代のお客さまに25歳のデザイナーが作った服を気に入ってご購入して頂くこともあります。
自然と手にとって頂いた服で、似合って頂けた服。
ぱっとパズルが"気持ちよくハマる瞬間"みたいな感覚ってあったりしますよね。
これこそがとっても面白く魅力的なことで。
ファッションには"老若男女の"壁がないんですよね。
どんな方にもきっとこれは平等に。
いつでも、いつからでも楽しめることができる。
"流行"という大きな流れを泳ぎながら、様々を組み合わたりして遊びながら。
毎日、毎日。また人類に毛でも生えない限り。
"洋服"は着続けていくわけですからね。
そんな当店のある種自由な思考の中。
この度、ラインナップしてくれた新世代"DAIRIKU"。
テニス界からでしたら"大坂なおみ"選手や。
スケートボーダーなら"堀米雄斗"。
など、新たにその世界を"圧巻の渦"へと連れ去ってくれた"異端児"がいます。
そろそろファッション業界にもそんな人材が現れても良い頃合いなのではないかなと。
心の奥底で。思っています。
ファッション業界が故に。
センスや精神力ももちろん必要ですけど。
商業的なことや、生産背景によるクオリティーなど、求められるモノも総体的です。
このご時世に、なかなか出てくること自体が簡単ではないでしょう。
そんな時の流れの中、力強く生まれて来た"DAIRIKU"。
22歳という若さで"Asia fashion collection"グランプリを受賞。
翌年。2017NYファッションウィークでは、初となるランウェイ形式でのコレクションを発表。
彼はとてもハングリーで。
服を作るという意味で、とても"誠実な姿勢"を久々に感じましたね。
服を生み出すことがとっても好きな人。とても楽しそうで。
19ssシーズンのLOOKを少々ご紹介。
"大人になりきれない、背伸びをした青年"に着想を得たコレクション。60年代のアメリカ映画の名作から着想を得たアイテムが揃い、60’sアメリカンファッションを連想させる。
ストリートなスタンスだけど。ミックス感があって。
世界観もとても明確。
そしてどこか、"TOKYO"というか原宿らしさのようなセンスも感じる。
感性はまた鋭く新しく、型に収ってはいないが。自由に進化した有様が気持ちがいい。
SIZEも物によっては1サイズ展開。
ジェンダーレス、シーズンレス、からのサイズレス。なのか。
もちろんこれから展開が増えることはあるかと思う。
しかしながら、何かを恐れたスタンスはない。
ブランドのタグなどのデザインも自らが仕上げていたりと。
こだわりというか、生な"手作り感"もこちらに伝わってくる。
やはり、人気も日に日に高く。
入荷したアイテムも続々と完売していっています。
今回はですね。3rdデリバリー商品のご紹介をぜひ。
DAIRIKU定番のデニムパンツ。
毎シーズン、ウォッシュやブリーチの加減を変えて提案しています。
今シーズンは長い年月着てきたイメージで色を薄くしています。
丈を少し長くしており、裾でたまらせてフレアのようなシルエットでも履けるアイテム。色んなスタイリングに合わせられる人気デニムです。
DAIRIKU(ダイリク)"WASH N’ WEAR Straigt Denim Pants"
ウォッシュの効いたこのデニム。
涼しげでいて、かなりラフでゆったり。
カタチも良い感じで。
このフラッシャーがワッペンのようにデザインされていて。
この辺りのデザインの差し引きがとてもうまくて。
こんな風に遊んでいて、ステッチで縫われていて。
SIZE31/裾幅24cm なかなかの太さ。
この感じだけど、股下は浅くて。レングスは長め。
これが十分に綺麗なシルエットを生み出すから面白くて。
どこかにじっと味があって。
ロールアップしてもかなり良さそうで。
色合いも程よくて、セルビッチ。
ヴィンテージデニムの雰囲気が良いんですね。
このタグなんかも。好きさが出ている。
TEEにもパーカにもフラッシャーがはみだして遊んでくれるから。
シンチはカットされていて、着古した感覚が程よくて。
そしてもう一点はこちら。
ドルマンスリーブのフィッシャーマンシャツです。
左胸ポケットの上にあるベルクロはルアーを引っ掛けるディテール。
フィッシャーマンらしいディテールを探して発見してもらいたいアイテム。
DAIRIKU(ダイリク)"Half-Sleeve Fisherman Shirt"
とてもざっくりとしたシルエット。
オーバーサイズにこのイメージのデザインは新鮮で。
一枚で着ても、重ねて着ても。
使い勝手はかなり良いですし。使い道も多い。
素材にはこちらはストライプのコットンリネン。
タグのイメージ作りもやっぱりとても上手で。
"A Grow Up" Episode 3。この表現の仕方が"STAR WARS"の物語の感覚とかを賢くも彩っていたりして。
この辺りに90'sの"原宿感"のような。何かを思い出させられる描写があったりします。
フラップポケットにルップもパープルでリフレク。
ペン差しもあったりして。
マジックテープの仕様が、楽でライトな感覚で。
この辺りのデザインセンスもなんだか良いんですね。
ルアーを引っ掛けるストラップ。的なデザインで。
他の何かをぶら下げて見ても良いでしょうね。
ざっくり羽織れて。
このミントグリーンみたいなカラーリング。
着るとモードの感性も漂う。
この塩梅がなんとなく楽しい感じというか。
着る方の感性で。
どちらの方向にも寄り添ってはくれて。
その時おりのコンセプトは織り混ざって遊んでくれてはいて。
自由なのに寛容的なのかな。
率直に素直なのかもな。ファッションに対して。
とっても面白いなぁ。と思いますね。
色んなデザイナーがまた目の前に現れて来てくれます。頼もしくて。
未来がまた楽しいです。
それではスタイルサンプルを。
ぱっとみスタンダードなんだけれども、どこか新しいさが混ざってくる感覚が程よく欲しい。普通に溶け込める程度の感性がなんとなく。
DAIRIKUのフィッシャーマンシャツはストライプで、ワーク感覚もある。タックインしても十分な雰囲気。インナーにはオーラリー"SWEAT BIG P/O"を、ロンTEE感覚で使える。ボトムにはDAIRIKUのウォッシュデニム。これが普通っぽいけどそうでもなくて良い。誰でも履けそうで。エンダーの"2 TONE CAP"で色を足して、足元にHOKAの"STINSON ATR 4"このくらいの未来感が欲しいところ。
DAIRIKU(ダイリク)"Half-Sleeve Fisherman Shirt"
DAIRIKU(ダイリク)"WASH N’ WEAR Straigt Denim Pants"
AURALEE(オーラリー)"SUPER HIGH GAUGE SWEAT BIG P/O"
Hender Scheme(エンダースキーマ)"2 tone cap"
HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)"STINSON ATR 4"
エンダーの"2 tone cap"。ピッグスエードとコットンのコンビキャップ。
この色合いが、あまりにもカレッジ的なベーシックで良いです。
ツバを上に上げてかぶれるようなデザイン。レザー部分は撥水加工されています。
男女兼用。プレゼントにもおススメ。
EGのこのハイランドコートが今季特に良いです。
タフタナイロンを使用したかなり軽量なモデル。さっと羽織るにはもってこいです。
"DAIRIKU"のフィッシャーマンシャツ。
サイズバランスもよく重ね着もしやすい、デザインがどちらにも寄せられるところも◎
"AURALEE"のこちらの"SUPER HIGH GAUGE SWEAT BIG P/O"がなにしろ良い。
ロンTEEほどの生地感にリブがついてるような感覚で。
4シーズン使えますね。お値段もいいところでナイス。
"DAIRIKU"の"WASH N’ WEAR Straigt Denim Pants"はこれからの季節にいいでしょう。
軽く太め、ライトな色味、股下は浅め。意外にどなたでも似合ってしまうデニム。
全体がスタンダードな印象。だけどスタンスは前向きに新しいから。
足元もこのくらいに未来感が丁度良くなってくる。そうは被らないくらいの。
HOKA ONEONE"STINSON ART 4"カラーもいいんですよね。街も山も攻めれる。
春夏物も続々と入荷してきておりますので、ぜひご覧にいらして下さい。
店頭にてお待ちしております。