こんにちは。
始まりましたEpisode6。
今シーズンも"タダ"では終わらせてくれなそうな"DAIRIKU"。
頼もしくも、そう思わせてくれたのには"理由"が。
Designer.岡本大陸(オカモトダイリク)。1994年生まれ。15歳の時に大阪独自のユーズドアイテムやユースカルチャーに影響を受け、VANTANデザイン研究所ファッションデザイン学科に入学。在学中から、自身のブランド「DAIRIKU」をスタートさせる。2016年10月にAsia fashion collectionグランプリを獲得し、2017年2月にNYファッションウィークにて、初となるランウェイ形式でコレクションを発表した。現在は東京に拠点を移し、2018SSシーズンより本格的に展示会形式でコレクションを発表し、注目を集めている。
DAIRIKUの今シーズンのテーマとは”New Hollywood”。
今回の題材になった映画が1976年公開のアメリカ映画『タクシー・ドライバー』。 ニューヨークを舞台に1970年代初頭の当時の社会問題を切り取り、アメリカの若者の世相を表現した作品。もうわかる人にはわかる話で。
DAIRIKU2020秋冬では、物語の舞台である70年代のアメリカから着想し、デ・ニーロが扮する主人公トラヴィスのスタイリングにフォーカスしている。
またとても面白い題材を目の前に持ってきたのはDAIRIKUだった。
自分の学生時代も、スケーターやパンクが好きな仲間には反体制派のマインドを持った人も多く。モヒカンで細めのリーバイスにタンカースなんてかっこうはトラヴィスそのもので。もちろんいろんなヒーローはいたけれど。中でもトラヴィスは"アンチヒーロー"を象徴する一人だった。
もう一言足しておきたいとすれば、この映画がデ・ニーロの処女作でもの凄く驚いた。
当時僕らだと"ゴットファーザー"でデ・ニーロとアル・パチーノを知って、そこから掘り下げて行っての『タクシー・ドライバー』。スコセッシだったんだ凄そう見てみよう。みたいなくだりで。
とてつもない映画のストーリーと、俳優の演技ってなんなんだって感覚と。
色々な概念そのものを粉々にされた"映画"でしたね。
またこのタイミングで『タクシー・ドライバー』を"DAIRIKU"をきっかけに知ってくれる若い世代がまた面白いことだなと思いますね。ぜひとも見て頂きたいです。
僕ら世代もまた、もう一度見たくさせられましたので見てもみようと思います。
---“New Hollywood”---
色々考えさせらたりもしますね。
若い世代は、リアルにはヒーローやスーパースターを生で見たり肌で感じたことがやっぱりないからなのか。感じて見たいものなのかな。
このご時世には政治家にも頼りになるスターはいないわけだから。
自分が強くなるしかないと、もう感じているんでしょうね。
さて、20AWのLOOKから何カットかご紹介を。
トラヴィスをキーワードに70'sを上手に焼き回す。
空気を持ってくることが得意ですね。
僕らでもすぐ入り込める世界観。
1stデリバリー。この辺りからぜひご紹介を。
まずはDAIRIKUのこのセットアップが出揃ってくれています。
定番人気アイテムのポリエステル地のツイル地ジャケットがシルエットを変えて登場。
レギュラーアイテムですが、今季からディテールはそのままにシルエットを少し変化しています。先シーズンより身巾と袖巾を削り、襟は広めにとり、丈を少し伸ばし、全体的に印象が変わっています。言うなれば、DAIRIKU Polyester Jacket 2nd type。
ボトムスとセットで是非着用してもらいたいです。
"“Regular” Polyester Jacket"
今季のこのカラーリングが良いですよね。
雰囲気もまたがらっと変わって。なだけにどの色にするか。
そして、定番ボトムス。スタプレパンツです。
裾を少し長く設定し、足下でたまらせてフレアパンツのようなシルエットが出るようになっています。もちろん、裾上げをして頂きジャストの丈感でも履けます。
ジャージのように履きやすい生地で、とても履きやすい一本です。
"Flasher Pressed Pants"
このカラーになるだけで、なんだかアーミーパンツのような印象に。
少し軍モノやワークよりなイメージ、そこを遊びたいですね。
今季注目を集めそうなこちらのシャツ。
映画「TAXI DRIVER」の主人公トラヴィスが一人ポルノ映画を観たり、好きな女性をポルノ映画に連れていったりといったシーンを観て、ピンナップガールが載っているヴィンテージカレンダーをイメージし開襟シャツにプリント。
落ち感のあるレーヨンで、夏場に一枚で着てもらいたいアイテム。
カレンダーの日付は、「TAXI DRIVER」の公開年日になっています。
"“Pinup Girl” Half Sleeve Shirt"
NAVYとIVORYでなんと女の子も違うんですね。
どちらも可愛いけど。
そういえばシャツを開けたら、女の子は開いてしまうんだな。二枚ほしいところ。
この辺りのロゴパッチのイメージもとてもいい感じですよね。
シーズンのキーワードが刺繍された定番人気アイテム。
今季は “HOLLYWOOD”。
生地はドライ天竺を使用し、製品染めをしています。
風合いが染加工の段階でウォッシュしているので、古着のような風合いが出ています。
"“HOLLYWOOD” Layered T-shirt"
もうこちらは説明不要でしょう。待ってる方もいるかと思います。
文字が長い分少し小さめなのが今季はいい感じですよね。
定番のTシャツといえばこちらもご用意しております。
プリントで表現した映画のチケットが前身頃に。
後見頃には今季のテーマを映画のタイトルのようにデザインしプリント加工しています。DAIRIKUの定番パターンの前がラグランで後ろがドルマンスリーブのTEEです。
袖と後身頃がつながってるパターンのDAIRIKU が1st シーズンから展開してる定番Tシャツ。
袖周りがゆったりとしているので、リラックスして着れます。
""Movie Ticket" Half Sleeve Tee"
何気に一番着倒せるアイテムはこちらなのでは。
生地表面に撥水加工を施した裏毛のパーカ。
DAIRKU氏が梅雨時期にパーカーを着たくても雨で濡れて何度も洗濯がするのが手間なので撥水の裏毛パーカがあればいいのにという思いで製作。
古着の雰囲気を出すために、ダメージ加工を施しています。
撥水加工を掛けているのに、あえて。です。
テックとヴィンテージを融合し他にはない洋服に仕上がっています。
左胸には象徴的なロゴを同色で刺繍しています。
"“Water-Repellent” Vintage Hoodie"
このあえてあるダメージ感、良いですよね。
それでいてこのロゴだけっていうところも。
結果日頃この辺りがよく着たりしますからね。
なんだか活躍しそうな一枚。
そして最後に意外なこのアイテム。
初めて登場した靴下。
厚みのあるリブ編みで足のひらが当たる部分はより厚みをだし履き心地のいい靴下に仕上がっています。
早送りせず、ゆっくり映画を観ましょう。
DAIRIKU(ダイリク)"“No Tap” Socks"
映画が好き過ぎな"DAIRIKU"の想いが篭っています。
欲しくさせますね。なんだかこれは。
オンラインでも。楽しく選んでください。
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