こんにちは。
さて今回は、気になっていたこちらのブランド。
当店に並んでくれることになったんです。
実物をご覧になって頂けることも、このエリアですと貴重といえるかもしれません。
私たちも楽しみに商品が届くことを待った"OVERCOAT"。
もちろん、ご存知の方も多いと思います。
まずはどんなブランドなのかご紹介を。
2008年「oomaru seisakusho 2」を設立して以来、アレキサンダー・ワン、トム・ブラウン、ジェイソン・ウーをはじめとする、のべ100ブランド、合計2万着以上のパターンメイキングを手がけてきた日本人、大丸隆平氏。2015年秋冬、満を持してOVERCOATを発表。OVERCOATが目指すデザインの根源は、プレタポルテでありながら、まるでオートクチュールのように着る人にフィットし、サイズ、ジェンダー、そしてエイジからも解放された衣服を制作すること。感情的なロマンチシズムは排除しながら、論理的にデザインを突き詰めていく手法は、デザイナーというよりは建築家や数学者のそれに近いかもしれない。
様々な紙面やテレビ特番等で、この名をもう耳にした方もいるかと思います"OVERCOAT"。
果たしてどんなブランドなのか、当店からも少しお伝えできたらと。
このブランドを説明するにあたって、とても重要な場所。
2008年に大丸氏がNYに設立した"大丸製作所2"。
そして、場所は偶然にもあちらのチャイナタウン。勝手ながら気持ちが重なります。
ふとした切っ掛けで始めることになったこの制作所がものすごい話題を呼びます。
名だたるブランドがこちらへパターン制作依頼をしてくることに、アレキサンダー・ワング、ジェイソン・ウー、トム・ブラウンなんて名前が。
更には、アメリカ初の女性副大統領になるカマラ・ハリス、前ファーストレディのミシェル・オバマ氏の就任演説の衣装を手掛けるほどにまで。
世界に冠たるブランドが「彼なしでは成立しない」と言わしめる日本人"大丸隆平"氏。
そして、ついに始動したのが"OVERCOAT"。
彼は、"人種、性別、年齢を、デザインで超えて行く"。
と歌っていて、その裏側には強いサスティナブルな構想とも繋がっていて。
ファッション界の最高峰である米WWDで、ファッションウィークに表紙を飾る。
タイトルは"Shape Shifter(シェイプ・シフター)"。
"パターンという形状による変革という"というキャッチフレーズが付いた。
彼らにとってはこれ以上ないとらえ方だったでしょうね。
氏曰く「僕らは、職人芸で(一点物のオーダーメイドである)オートクチュールに極限まで近づけるように突き詰めています。 おそらく、OVERCOATの服を着ると、多分見た目よりも軽く感じるはずです。一日中着てても疲れなかったりとか、そういうところに職人の技が詰まってると思うので、そういうのを体感してほしい。」
究極プレタポルテの限界へ挑戦している姿勢が伺えます。
ここまでだけでも、もうどんな服なのか、実物を見たくなりますよね。
今シーズンのLOOKも是非。
"OVERCOAT"の世界観がはっきりと伝わってきます。
男女がどう纏っても、とても自由に感じさせます。
アイテムはとてもベーシック。
何年後でも、時代に左右されない着続けられそうな空気があって。
それでありながら、"OVERCOAT"らしさはキラリとしていて。
しかし、"百聞は一見に如かず"実物を見て、羽織って頂けたら。
伝わることがこの服は特に多いかもしれません。
お時間が許される方は、魅力に溢れていますので店頭で是非。
それでは入荷しました商品のご紹介を。
まずはこちらのグレンチェックのコートから。
ジェンダーレス、エイジレス、サイズレスを掲げているブランドだけにパターンの綺麗さ、繊細さを感じるアイテム。
その中でもトラディショナルなグレンチェック柄で仕立てたステンカラーのコートは、 オーバーコートのシグニチャーであるラグランスリーブ仕様。
後ろ身頃の両側に入ったタックが伸縮することで腕周りの運動量を確保し 、かつラグラン線上のタックにより肩幅や肩傾斜の度合いに関わらずフィットするよう設計。
これらのタックがダキのゆとりをデザインへと昇華させ、見た目の美しさを創り出し、着用時の快適性を共存させることを可能としています。
ファブリックは、ニュージーランドとオーストラリア、2種類の山岳系羊毛を交配させたクロスブレット羊毛を使用していま
す。
メリノウールなどに比べると繊維長が短めで、さらに樹脂を使った特殊加工を施し、『ガリ』と呼ばれる所以となったハリ感のあるドライなタッチに仕上げています。
高級感もありながら、シワになりにくい素材。
"OVERCOAT(オーバーコート)"RAGLAN SLEEVE OVERCOAT WITH SOUTIEN COLLAR IN WOOL GLEN CHECK"
ほんとトラディショナルで、男女問わず、年齢も垣根はないでしょう。
言葉通りと言いますか、超えると言いますか。
こんなにも立体的にこの縫製だなんて。
ラングランスリーブなんですけど、
アームホールがこの様な構造になってるんですね。
この構造から、様々な体型やサイズへの対応される様になっているんですね。
確かに羽織ると、どんな感じの方でも綺麗に。
不思議ともいえる様な感覚。
セットアップともいえるこちらのパンツも。
"OVERCOAT"を代表するトラウザーと言っていいと思います。
その中でも生地の表情や着心地を存分に感じてもらうため、通常のパンツにある脇と内股の縫い目を排除し、最小限のパターンで作られています。
ウェストにはドローストリングを配し、リラックス感のあるワイドなシルエットで提案されたカジュアルな雰囲気が特徴。
後裾にはスリットが、両脇には両玉縁、右後には片玉縁に仕上げたポケットが配されています。
ファブリックは、コートと同生地。
セットアップで着用できます。
OVERCOAT(オーバーコート)"DRAWSTRING TROUSER IN WOOL GLEN CHECK"
この生地感でのウールだからこそ、イージーパンツが生きてきますね。
楽に履ける感覚はあるけれど、どこか凛としたところがいいですよね。
バックポケット一つ。
後ろ足のセンターでこう縫われていて、ここにも巧みなワケがあるんでしょうね。
裾には少しのスリットが。
色んなタイプのシューズにフィットしてくれそうです。
こちらのコートも今季の大切なモデルでしょう。
ビーバーのように起毛させたラグジュアリーな素材感を存分に楽しんでいただくために一重で仕立てのチェスターコート。
布端にバインディング始末を施す、独自のダブルフェース仕様を開発しています。
まるでブランケットを羽織っているかのようなソフトで暖かな着心地が特徴。
ノッチ ド ラペルのクラシカルなデザインはワードローブのステープルとして長く愛用していただける一点です。
ファブリックは、1/16 SUPER120 の最高級ウール素材を高密度で二重織したメルトン素材。表面にビーバー加工を施し、起毛させています。
サイズ0は160cm身長の女性でオーバーサイズシルエットで綺麗に着用できます。
OVERCOAT(オーバーコート)"DROPPED SHOULDER OVERCOAT WITH notched COLLAR IN DOUBLE FACE BEAVER WOOL"
細めのノッチドカラーが印象的です。
こちらもどんな方にでも愛用されそうなマルチなイメージに溢れています。
袖にはボタンがひとつ。
この綺麗なラウンドが。平置きでは伝えきれないのかもしれませんよね。
しかし綺麗に作られています。
纏う箇所はできるだけ一枚仕立てにしているかの様。
LOOKだけ見てしまうと、とってもファッショナブル。
ですけどこう、間近でコートを拝見しますと。
ものすごくじっくり作り上げた、職人さん達の力作みたいに感じたりもして。
このNAVYのコート。"老若男女"へお勧めしたい一着ですね。
カジュアルなJKも実に"OVERCOAT"らしいです。
上下2つのパーツから成形された中綿入りのジャケット。
上身頃から両袖までひとつづきにしたケープのようなパーツと下身頃が1本のステッチのみで繋がっています。フードやラウンドした裾がカジュアルな雰囲気で、パターンと素材のユニークさも目をひく一着です。
ファブリックは、表面にベロアのように見える光沢感の特殊フイルムを使用したポリエステル100%の新素材。防水加工も施されています。
スラッシュポケット、スナップボタン、内ポケット。
OVERCOAT(オーバーコート)"CAPE SHOULDER JACKET WITH HOOD IN POLYESTER FILM WITH BATTING"
裏地にベロアが張られたフードで、素敵に映ります。
フードの形ひとつとっても、性別など問わない感覚があるのはなぜなんでしょうね。
この光沢が魅せるイメージはどこか未来や今がある様な。
袖はボタンフラップ。
1枚羽織るものとして、程良さがありますね。
ケープスリーブで、肩にステッチがないことで楽に羽織れる設計なのか。
裾のラウンドのステッチまで見事ですね。
自分も着用しているのですが。
こちらのウールのシャツもとてもおすすめしたいですね。
心も明るくしてくれるような鮮やかなカラーパレットで提案されるウール素材のシャツ。比翼仕立てにしたミニマルなフェースでジャケットなどのインナーとしても一枚でも活用しやすいデザインです。
後ろヨークの左右に施されたタックは、動きやすさと着心地感を高めながらデザイン的なアクセントにもなり、バックスタイルも印象に残るものになっています。
ファブリックは、毛足の長い原毛を使った経緯ファインメリノの80番手双糸を使用。
ウール100%でありながら、しなやかな肌触りと、軽やかな清涼感が特徴です。
1枚で肌に触れて着用しても、滑らかで汗蒸れせず、臭いも発散しやすいというウールならではの性質を十分に感じていただける素材です。
OVERCOAT(オーバーコート)"DROPPED SHOULDER TOP WITH SHIRT COLLAR"
柔らかく綺麗な印象の生地を全面に前に出してきたシャツ。
比翼があることで、この印象に。
少しだけきちっとしていながら、さらっとしていて。
暖かいんですよね。
これからの時期にとても良いシャツだと思います。
この2タックがムダなく、楽さを生んでくれるんですよね。
色んな場面に是非。
モヘアも忘れてはならない存在です。
アウトドアのジップジャケットから着想したアウター。
ブランドのシグニチャーである前身頃から袖、後ろ身頃までひと続きになったドルマンスリーブが特徴で、肩の縫い目をなくすことで、着た人の肩の丸みによくフィットし、落ち感も美しく表現されています。
コートのインナーとして、ライナーのように着用していただくこともできるジャケットです。ファブリックは、縦糸に梳毛(長繊維)、横糸にアンゴラ100%の紡毛(短繊維)を使い、ふくらみのある軽い素材感を実現。
洗いの後加工を施して毛羽を出し、 羊の毛並みのようなソフトでふかふかした風合いを出しています。
OVERCOAT(オーバーコート)"ZIP-UP LINER WITH STAND COLLAR IN MOHAIR"
なんでしょう。この第一印象。
惹きつけられるナニかがあります。
なんだか触ってみてみたくさせられる様な。
形といい、カラーといい。この素材感といい。キャラクター性があって。
ご年配の女性が羽織っても。いや、若くて背の高い男性が。
どちらも、というか様々なイメージが湧いてくるんですよね。
その"服"には色んな着こなしがあるでしょうし、まだ誰も知らない組み合わせが待ってるでしょうね。
肩には縫い目がなくって。
こうストンと裾まで綺麗に落ちてきていて。
最後はこのセットアップを。
ブランドのシグニチャーである前身頃から袖、後ろ身頃までひと続きになったドルマンスリーブをつけたノッチドラペルのジャケット。
肩の縫い目をなくすことで、着た人の肩の丸みによくフィットし、布の落ち感も美しく表現されています。羽織るような軽い着心地が特徴。
フロントのデザインを極限までミニマルにした細身でストレートなシルエットのくるぶし丈パンツ。ウェスト後ろはゴムの仕様になっています。
ファブリックは、日本の軍服や制服の生地として使われてきたギャバジンを100年以上作り続けている会社が 2/80というウール細番手の糸を使って高密度に織り上げたウール素材。約半世紀にわたり製造されてきた日本の伝統的なウールギャバジンを改良したもので、独特のふくらみとドレープ感を表現しています。
OVERCOAT(オーバーコート)"DOLMAN SLEEVE JACKET WITH NOTCHED COLLAR IN WOOL GABARDINE"
OVERCOAT(オーバーコート)"CROPPED TROUSER IN WOOL GABARDINE"
ドルマンスリーブで、ラペルがこう仕立てられたJK。
一枚羽織ればどんな対応もこなしてくれそうです。
袖にはひとつボタン。
コートの様なJKとても良いかもしれないいですよね。
どんなものの上にも羽織れそうな感覚が◎
センターベンツで、中でもベーシックなJK。
ギャバジンウールが際立つパンツ。
ウエストはスッキリとフィットするタイプで。
バック半分がゴム使用、楽に履けますね。
SIZE1/裾幅17cm blackでこの細身はまた色んな履き方がありそう。
楽に履けて、色んな場面に対応してくれるウールのイージーパンツ。
何かと欲しい一本ですからね。
それではスタイルサンプルをひとつ。
この"OVERCOAT"を如何にして、ベーシックに普通に羽織るのか。当店でしたら。
まずコートには、NAVYの"NOTCHED COLLAR IN DOUBLE FACE BEAVER WOOL"。
そこに"INDIVIDUALIZED SHIRTS"をストライプで。ボトムにはEG”WP Pant"をユニフォームサージ。ベルトにはトリーレザーの"ROUND RAISED BELT"、バックにHender Scheme"bonding canvas bag M"。ついに入荷しました井上ブラザースのマルチチェックのストールを添えて。足元にPARABOOT"AVIGNON/GRIFF2"。
NYらしいけど、ヨーロピアンなのかなともみえるトラディショナル感が漂いますね。
OVERCOAT(オーバーコート)"DROPPED SHOULDER OVERCOAT WITH notched COLLAR IN DOUBLE FACE BEAVER WOOL"
INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)"CLASSIC FIT - CLASSIC STRIPES"
ENGINEERED GARMENTS(エンジニアード ガーメンツ)"WP Pant - Wool Uniform Serge"
Tory Leather(トリーレザー)"ROUND RAISED BELT"
Hender Scheme(エンダースキーマ)"bonding canvas bag M"
The Inoue Brothers...(ザ イノウエブラザーズ)"Multi Coloured Scarf"
Paraboot(パラブーツ)"AVIGNON/GRIFFⅡ"
この真っ当ともいえるインディビのストライプシャツがとても映えます。
アメリカントラッド。
NYのコートを羽織るの一歩目に、なんだかとてもベーシックに背筋を凛とさせます。
"OVERCOAT"はスタイルやジャンルも超えていくのではと思った次第ですね。
そしてこの"OVERCOAT"のラフさ加減がとっても心地が良いです。
ゆとりあるシルエットで、佇まいからは正統派な姿勢が感じられて。
ベルトもこのくらい使いやすい"MADE IN USA"。
"EG"の本命定番ユニフォームサージ”WP Pant”持っておいて損はないでしょう。
NY警察や消防のユニフォームなどにも採用される、メトカフ・ブラザーズ社製のウールサージ。アメリカのNAVYウールサージはこちらの生地と言っていいでしょう。
"Andover Pant"も入荷してきております。お好きなタイプをお選びください。
EGのウールものも出揃ってきましたのでそろそろご紹介していきますね。
お待たせしました。こちらは本当おすすめで、価格帯も素晴らしいです。
井上ブラザースの最も高品質のアルパカウールを使用したストール。
このカラーがなんとも言えませんよね。
このスタイルですとこのタイプのエンダーも◎
キャンパスで持ち手がレザー、シンプルイズベストですよね。
RARABOOTのマルチ役者"AVIGNON/GRIFF2"。ドレスもカジュアルも。
この様なスタイルの時にでも、足元を遊んで構えてくれますからね。
いよいよ肌寒くなってきましたね。
秋冬ものが着られるシーズンの到来です。
オンラインでも。ぜひ選んでみてください。
ご質問等ございましたらお電話でも、お待ちしております。
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