こんにちは。
今回はですねこちら、伝統ある正統派とのコラボレーションモデルをご紹介しておきたいなと思っています。
英国を代表するブランドのひとつで、オーセンティックなアウトドア/カントリーのスタイルを現在も守り続けるブランド"BARBOUR"とNYを代表するトラディショナル"ENGINEERED GARMENTS"の第三弾となる今作。
英×米+日とでも言いましょうか。毎回ワクワクさせられますね。
1999年にスタートした、メイド・イン・USAにこだわるアメリカ発信のブランド。デザイナーは”ネペンテスアメリカ”代表であるNY在住の鈴木大器。かつて日本を席巻していたアメリカン・ クローズにインスパイアされた、普遍性の高いスタンダードな物作りに取り組む。ブランド名は「巧みに設計された洋服」という意味。
1894年、ジョン・バブアーがイングランド北東部のサウスシールズに創業し、水夫や漁師のために「ビーコン シリコイル」というオイルドクロスの防水ジャケットを生産。1980年には乗馬用の「ビデイル」、1983年にハンティング用の「ビューフォート」を発表し、英国上流階級のアウトドアブランドとしての地位を確立した。
125年もの歴史を歩み続けている"BARBOUR"。
日本でも世代を越えて愛され続けていますよね。
真摯なものづくりとその品質が認められていて、1974年にエディンバラ公、1982年に女王陛下、1987年にはウェールズ皇太子殿下より、イギリス王室御用達"ロイヤル・ワラント"の栄誉を授かっていることでも有名。
エリザベス皇太后の逝去により、現在のロイヤル・ワラント最高峰は3つ、すべてを保持していることは希少な事実。
ハンティング、フィッシング、乗馬といった英国のアクティビティと密接に成長し、
アウトドア・ライフスタイルブランドとしてその地位を確固たるものにしてきた。
その英国を"EG"がNYトラッドの角度で日本から飾る。
この3国のトライアングルから生まれた夢のコラボレーションも第三弾。
"BARBOUR"のオイルドクロスで。"BARBOUR"にはなかったアイデアのものを。
二度とは生まれてこないであろう品々を、やっぱり待っていたりするわけだから。
それではさっそく、今回の作品のご紹介へいってみたいと思います。
テーラードジャケットにBarbourらしいマチつきのポケットとスナップボタンで着脱可能なフードを備えた"Upland WAX"。
フードを取ると、襟もとにコーデュロイが配されたジャケットのような装いに。
アメリカのハンティングウェアのデザインを取り入れた独特のミックスバランスが魅力的です。
ライトなコットンファブリックと襟部分にはコーデュロイ素材を使用。
このラペルドJKに、取り外し可能なパーカ。"EG"ならではのさじ加減。雨具に是非◎
カラーはNavy/Oliveの2カラーご用意。どちらもこれは捨てがたい。
ENGINEERED GARMENTS X BARBOUR(エンジニアード ガーメンツ × バブアー)"Upland Wax"
"BARBOUR"でこの形のものが現れてくれたというだけで惹きつけられます。
オイルドクロスのフード付きラペルドJK。どなたでもお似合いになるはずのJK。
こちらにはフラップポケットがあったりと、アウトドアな仕様。
両サイドの大きめのフラップポケットは"BARBOUR"ゆずりと言っていいでしょう。
フードが外せるのももちろん魅力で。
晴れの日はオイルドのラペルドJKとして、ネクタイも閉めれるでしょう。
このスタンスがまた、使い方を広げてくれますよね。
ビデイルの様にも羽織れるけど、ラペルドJKとしても活用できる。
このサイドベンツもビデイルからの流れ。
アームはダブルに補強されていて、脇にはベンチレーション。
がっちり着続けていけることがもうわかっている。
素材には6ozのライトオンスのワックスドコットンが使われていて。
"BARBOUR"のオイルドより、素材感も薄手でいてオイルもあっさり目。
軽く感じるし、ドライな感覚がとても好印象。
フードをこう付けていたら、完全なる雨具としても機能してくれますからね。
色々と楽しみながら着て行けるところも、すごく良いんですよね。
OLIVEにはOLIVEの味もあるし。
どちらの色にするかと言われたら、とっても決めるのが困難。
袖裏にはリブ袖。風の侵入を防いでくれます。
襟元にはストラップも完備していて。
寒さへの対応まで出来る仕様。
サイドに付けておける。
この取り外し可能なフードの完成度がとても素晴らしく"EG"ならでは。
"BARBOUR"のこのタイプでのラペルドJK。
これならばもう完全な坊雨具といっても良い。
"EG"からもそうそうは出て来てはくれそうなオイルドジャケット。
"BARBOUR"との共作の意味がありますよね。
そして、もうひとかた注目の集まるといえばこちらの"MACKINAW WAX"。
今シーズンは、"BARBOUR"の代名詞でもあるワックスドコットン、コーデュロイを使用し、アメリカ的なディテールをふんだんに取り入れたデザイン。
独特の質感のワックスドファブリックとベルトで、クラシックな装い。
"BARBOUR"ライナーのチェック柄を封印し、温かさも兼ね備えたファーをあしらい、ゴージャスな装いになっています。
センターベンツは、EGオリジナルのスナップボタンでディテールにも拘りを感じます。
"BARBOUR"らしさを存分に残しつつも、"ENGINEERED GARMENTS"の世界観をより強く反映し、両ブランドの特徴を最大限に引き出した見ごたえあるアイテムです。
両者からありそうでなかった"MACKINAW"、今期あたり手を出したくなります。
ENGINEERED GARMENTS X BARBOUR(エンジニアード ガーメンツ × バブアー)"MACKINAW WAX"
"MACKINAW"ならではのこの襟元が、大人らしい印象です。
コーデュロイってところが"EG"らしくもあり、”BARBOUR"らしくもありますよね。
高め配置のハンドウォーマー。
手を入れた時の佇まいがまた男らしくて。
丈は少々長めで、Pコートはまた違うこのダブルが良い表情です。
袖はボタンフラップで、寒い空気を遮断できます。
襟はこう立てられて、コーデュロイが首を温めてくれます。
ネックストラップもこちらは装着されている仕様。
ウエストのベルトがなぜだか、さらに逞しさを与えます。
ビシッとしたイメージがありますものね。背筋もぴんとする。
手とお腹を温めてくれるポケットの中はコーデュロイで出来ていて。
それは暖かいです。
裏地にはファーが貼られていて、防寒の余地がない。
両サイドに内ポケットもあります。
バックからの見栄えもこの通りなんです。
襟の生地違いがまた良く魅せますね。
ウエストのベルトが邪魔な時などはこうぶら下げておいても雰囲気がいいです。
センターのスリットは深めで、3ボタン。
ビジネスマンの方へも、アウトドアマンな方へも。
日常的でトラディショナルな一着が欲しい方へもお進め出来るシリーズですね。
好みのスタイルをご試着しにいらして下さい。
それではスタイルサンプルを。
以前もご紹介した"Upland Wax"、とっても正統派なJKで。
どんなに遊んでも、とても幅ひろく構えてくれるスタンスがやっぱり取り柄。
気分もまだまだ乗っているラガーシャツをALLTIMERSで、ボーダーの配色が良い感じで。キャップもマドラスチェックにスウェード、遊び方が好きですね。
ボトムにはイタリアのスラックス"リカルドメッサ"をコーディロイで、ラフなのにすっきりとしてくれる。足元にはCONSワンスター、シンプルイズベストを。バックもCOMAを楽なスタンスで、スケーターもアメリカンスクールなアイビーへ。
ENGINEERED GARMENTS X BARBOUR(エンジニアード ガーメンツ × バブアー)"Upland Wax"
ALLTIMERS(オールタイマーズ)"Concession Stand Rugby"
RICCARDO METHA(リカルド メッサ)"CORDUROY 1TUCK WIDE"
ALLTIMERS(オールタイマーズ)"Basement Hat"
ALLTIMERSはこの辺りの小物も柄や素材使いがとっても上手。
ラガーシャツにバブアーのJKっていうのも、とってもオーセンティックなスタイル。
ラペルドJKだったり、ALLTIMERSみたいなスケートブランドのキャップやラガーシャツで。今までと違う変化があったりするとすごく新鮮に感じますね。
カラーリングにも遊びが入って来て。とっても楽しい。
この感性にCOMAのバックパックなんかはとっても良いですよね。
そして、メイドインイタリアのリカルドメッサ。
1タックのスラックスとも言えるけど、コーデュロイの誰もが似合うパンツ。
とも言える。このやりすぎてないけど、正統派な感覚がちょうど良いんでしょうね。
シューズをくたって来たスケートシューズにしても。もちろん良い感じで。
そして、NYとブリティッシュのIVYで真っ当に飾るならどんな風に。
"MACKINAW WAX"をいかに正統派に嗜なめるか、試してみたくさせるコートです。
このダブルの"MACKINAW"、インナーにもダブルのJKを合わせていきたい。
EGの"DL Jacket"をグレンチェックで、ここ最近またダブルがいい表情を見せている。
正統派ということだと、このグレンチェックをセットアップで用意したい、Andover pantを合わせて。シャツはJAN MACHENHAUERのChrisの白がとても綺麗で。
そこへ"EG"のニットタイをフェアアイル柄で、伝統的な柔らかさが出る。
ベレーもへリンボーンで、GRAYを重ねていく。
バックには入りたてのbagjackの"sputnik S molle"、サイズが連れ出すのにちょどいい。
足元にはエンダーの"old end Ridgeway"、イングランドのコートにNYのトラッドのセットアップへすんなりと合わせてくれる。
TPOや正統派とは。色々と変化して来ていますけれども。
伝統が物語ってくれる素材や柄、セットアップなどは永遠なるものなのではないかと。
ふと立ち返りますね。
ENGINEERED GARMENTS X BARBOUR(エンジニアード ガーメンツ × バブアー)"MACKINAW WAX"
ENGINEERED GARMENTS(エンジニアード ガーメンツ)"DL Jacket - Glen Plaid Houndstooth"
JAN MACHENHAUER(ヤン マッケンハウアー)"Chris"
ENGINEERED GARMENTS(エンジニアード ガーメンツ)"Andover Pant - Glen Plaid Houndstooth"
ENGINEERED GARMENTS(エンジニアード ガーメンツ)"Beret - Poly Wool HB"
ENGINEERED GARMENTS(エンジニアード ガーメンツ)"Knit Tie - Fair Isle"
bagjack(バッグジャック)"sputnik S molle [cordura nylon / buckle:hook25]"
Hender Scheme(エンダースキーマ)"old end Ridgeway"
"EG"のヘリンボーンのベレーがさらにここまでの雰囲気に。
暖かいですし、とってもいいですね。
白シャツも何日かに一度は着たいものですよね。
デンマークを代表するJAN MACHENHAUER。こちらのシャツが素敵で。
"Chris"というモデルが良いです、少しゆったり目で。だけどタイもしめれる。
オイルドクロスにグレンチェックのダブルJK、白シャツにファーアイルのニットタイ。
忘れてはならない何かを思い出させてくれる様な佇まい。
"MACKINAW"のコートもこんな風に羽織っていたら、素敵なもので。
ビジネスマンのスーツの上にも、対応してくれるはずです。
片方止めるだけでスタイルができるDL Jacketはボックスタイプでラフなスタンス。
サイドにサイズアジャスターもあってウエストも絞れる。この手のダブルがとても気になる。また詳しくご紹介しますね。
ドイツのハンドメイドバックbagjack。メッセンジャーや特殊部隊など様々に制作。
バックルにはマグネットを使い、パチッとワンタッチで着脱可能なドイツの部材(Fidock)を使用しストレスフリーで最高の使い心地。このサイズ感がいいです。
グレンチェックのダブルのパンツ、アンドーバーあたりはとても使える一本ですね。
トラディショナルな正統派。
本底はイギリスのHarboro Rubber社によるリッジウェイソールを使用。
つま先の小さめのメダリオンがとても使いやすくて。
このスタイリングにもすっと対応。とはいえデニムやカーゴパンツへももちろん。
寒さを凌ぐアウター、ワードローブに足す定番物。
選んで頂けるにはとても良い頃合いです。
ぜひご覧にいらして下さい。